介護福祉士 今、介護現場では。

エピソード 2

「逃げたい」「ずる休みしたい」施設でコロナ感染のクラスターがおきた時は、本心思いました。もう何年もの間、予防接種を4~5回受け、あらゆる感染対策をして来て、コロナ感染しないようにと万全に仕事をして来たのに、クラスターに飲み込まれて、ほとんどのスタッフがあっという間にコロナ感染しました。コロナ感染した高齢者の個々の居室に、キャップ・フェイスシールド・マスク2枚(2種類)・防護服(ガウン)を2枚重ね・ビニールの手袋2枚(2種類)・臭いくらいのアルコール消毒、それを一つの居室を出るたびに脱ぎ着して、食事の介助から排泄の介助まで1日中行いました。

ホールの床には赤いテープでレッドゾーンを作り、そこを境に仕事をしていました。

しかし私は1日で、あっけなくコロナ感染し10日程の自宅待機になりました。

残ったスタッフは、すでに以前コロナ感染していて抗体が出来ていた人のみ。

 

施設の主治医が話していました。「コロナを甘く見ないほうがいいよ。」

 

世の中は、マスク解禁(自由)になりましが、コロナがゼロになったわけではありません。亡くなっている方も、まだまだいらっしゃいます。気を付けてください。